忘れ得ぬオリンピック名勝負の記憶②
2000年シドニー五輪 男子200m自由形決勝

時は、ミレニアムを告げる2000年。シドニー五輪が開幕し、競泳男子200m自由形にスーパースター、イアン・ソープが登場する。優勝候補筆頭のソープの前に、オランダの新鋭ピーター・ファン・デン・ホーヘンバンドが現れた。世界記録の結末や如何に…。

東京パラリンピック競泳 「水の女王」成田真由美の大団円

東京パラリンピック大会7日目も、日本勢がメダルを獲得する。そんな中、長らくパラ競泳を牽引してきた「水の女王」成田真由美がラストスイムの時を迎えた。また、隻脚の金メダリストが見せた表彰式の姿に、パラリンピックの精神を見た思いがした。

東京パラリンピック 「生きるとは」そして「命とは」

オリンピック観戦が趣味の私だが、これまでパラリンピックは観たことがない。そんな私が、競泳競技を初めて観戦する。そこには、大きなハンディキャップを抱えながらも、全力を尽くす選手の姿があった。その泳ぎは、まさに生の証そのものと呼べるだろう。

東京オリンピック名勝負⑯ 陸上トラック競技最終日 ~宴の終焉~

大会16日目、国立競技場における最後の戦いの夜を迎えた。陸上界のレジェンドが有終の美を飾れば、日本陸上界の若き俊英が大健闘を見せる。どんな環境下にあっても、全身全霊を懸けて戦いの場に身を投じる選手たちの熱き魂は、決して冷めることはない。