東京オリンピック名勝負⑩ ゴルフ界の好漢 ザンダー・シャウフェレの戴冠

東京五輪の男子ゴルフは、松山英樹が優勝争いに絡み、銅メダルも7人によるプレーオフで決まるなど盛り上がりをみせた。大混戦の中、優勝したのはザンダー・シャウフェレである。父の夢を受け継ぎ、母とゆかりがある日本での栄冠は格別だったに違いない。

東京オリンピック名勝負⑨ ケーレブ・ドレセル 恩師への想いとともに

8月1日、競泳種目の全日程が終了した。ケーレブ・ドレセル(米)は個人種目の3冠を含む、5冠を達成した。間違いなく今大会の主役である。そんなドレセルは、いつも「青いバンダナ」を携え、レースに臨む。そして、表彰式でもその手に巻かれていた。

東京オリンピック名勝負④ 大野将平 ~日本柔道の体現者~

男子柔道73㎏級で、大野将平がオリンピック連覇を果たした。コロナ禍の影響で1年半もの間、実戦から遠ざかったうえでの偉業である。だが、その道のりは険しく苦しい戦いが続く。そんな中でも、大野将平は己が信念を貫き、見事に日本柔道の魂を体現した。