東京パラリンピック競泳 「水の女王」成田真由美の大団円

東京パラリンピック大会7日目も、日本勢がメダルを獲得する。そんな中、長らくパラ競泳を牽引してきた「水の女王」成田真由美がラストスイムの時を迎えた。また、隻脚の金メダリストが見せた表彰式の姿に、パラリンピックの精神を見た思いがした。

東京パラリンピック 「生きるとは」そして「命とは」

オリンピック観戦が趣味の私だが、これまでパラリンピックは観たことがない。そんな私が、競泳競技を初めて観戦する。そこには、大きなハンディキャップを抱えながらも、全力を尽くす選手の姿があった。その泳ぎは、まさに生の証そのものと呼べるだろう。

東京オリンピック名勝負⑯ 陸上トラック競技最終日 ~宴の終焉~

大会16日目、国立競技場における最後の戦いの夜を迎えた。陸上界のレジェンドが有終の美を飾れば、日本陸上界の若き俊英が大健闘を見せる。どんな環境下にあっても、全身全霊を懸けて戦いの場に身を投じる選手たちの熱き魂は、決して冷めることはない。

東京オリンピック名勝負⑭ 柔道混合団体 ~国の威信を懸けた戦い~ 前編

去る7月31日、東京オリンピック柔道混合団体戦が行われた。メダリストはもちろん、個人戦で力を発揮できなかった選手も、この戦いに全てを懸けて臨んでいた。様々な想いを胸に秘め、柔道家たちが国の誇りと威信をかけて戦いの舞台に立つ。

東京オリンピック名勝負⑬ 競泳日本代表 ~メダルよりも重きもの~

東京オリンピックでの日本水泳陣は、大橋悠依の金メダル2個と本多灯の銀メダル1個という結果となった。だが、今大会の競泳日本には、メダル以上に価値あるものの存在を教えられた気がする。その大切なものとは、一体なんだったのだろうか…。