「イチローvs松井秀喜」20年ぶりの対談
毎年恒例のイチロー選抜と高校女子選抜の試合翌日、イチローと松井秀喜が20年ぶりの対談を行った。50代の大台に乗った二人の話は興味深く、思わず聞き入ってしまう。久しぶりに再会した互いの印象から現代野球に抱く危機感まで、中身の濃い対談となった。
謎の中年ハック・フィンが、気の向くままに更新するヘッポコ記事のてんこ盛り。お暇なら来てよね~ (´ω`)
毎年恒例のイチロー選抜と高校女子選抜の試合翌日、イチローと松井秀喜が20年ぶりの対談を行った。50代の大台に乗った二人の話は興味深く、思わず聞き入ってしまう。久しぶりに再会した互いの印象から現代野球に抱く危機感まで、中身の濃い対談となった。
現役引退後のイチローは、シアトル・マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターという役職に就いている。だが私はそんな大層な肩書には興味がなく、高校生を中心に指導する姿に惹かれる。特に高校女子野球との交流は素晴らしく、毎年真剣勝負を行っている。
プロ野球史上唯一3度の三冠王に輝いた1980年代の最強打者・落合博満は、卓越した技術と打撃理論をもってして打撃の頂に君臨した。孤高のバットマン落合が野球界でたった一人“師と仰ぐ人物“こそ稲尾和久であり、若き日の落合はその人柄に惹かれていく。
1985年日本一に輝いた阪神タイガース。その猛虎打線の4番を張っていたのが掛布雅之である。一見、活躍の印象度では三冠王バースやキャリアハイの成績を残した岡田に劣るようにも感じる。だが、掛布こそ打線の潤滑油の役目を果たす日本一の4番だった。
日本対アメリカのWBC決勝戦。緊張感漂う手に汗握る戦いは3-2で日本が勝利した。侍ジャパンは実に3大会14年ぶりとなる王座を奪還する。精神的支柱としてチームを一つにまとめたダルビッシュ。そして、大谷翔平は投打にわたる活躍でMVPに輝いた。
連日盛り上がりを見せるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)。大谷翔平やダルビッシュ有、“若き三冠王”村上宗隆などスター揃いの侍ジャパン。準決勝の強豪メキシコ戦は、まさに“野球は筋書きの無いドラマ”を地で行く、劇的な幕切れとなった。
去る1月24日、南海やオリックスなどで活躍した門田博光が享年74で亡くなった。身長170㎝ながら本塁打・打点ともに歴代3位の記録をもち、40歳で本塁打と打点の2冠王に輝く。不惑以降だけで133本塁打を放った門田は、まさに「中年の星」だった。
日本が誇る「世界のホームラン王」、それは言わずと知れた王貞治である。通算本塁打868本をはじめ数々の金字塔を打ち立てた王は、イチローやノムさんも絶賛する人格者でもある。そして、恩師・荒川博やライバル・江夏豊など多くの出会いにも恵まれた。
「史上最強の助っ人」といえばランディ・バースである。2年連続3冠王、王貞治に並ぶ7試合連続ホームラン、史上最高打率.389など枚挙に暇がない。そんなバースは日本の野球や文化に敬意を表し、チームメイトにも感謝を忘れないナイスガイだった。
広島東洋カープで“赤ヘル打線”の主軸を担い、2215試合連続出場の金字塔を打ち立て、国民栄誉賞に輝いた衣笠祥雄。武骨な風貌とは裏腹に、思いやりにあふれた心優しき野球人であった。誰よりも「鉄人」の愛称が似合う、衣笠祥雄の物語を紹介する。