忘れ得ぬオリンピック名勝負の記憶①
ダン・ジャンセン ー女神が微笑んだ奇跡の瞬間ー  

1994年のリレハンメルオリンピック。その檜舞台に4度目のオリンピック出場となる最速の男がいた。どうしても手が届かないオリンピックの金メダル。家族の、そして亡き姉の思いと共に挑む人生最後のレースで、我々は奇跡の瞬間を目撃するのであった。

“マーベラス”マービン・ハグラー ~世界中のボクサーが敬意を表したミドル級の帝王~⑥

黄金のミドルを統一したハグラーだが、鼻持ちならない不倶戴天の敵がいた。その男こそ、ボクシング界の果実を独占してきたシュガー・レイ・レナードだった。策士レナードが仕掛けるリング外の駆け引き。紆余曲折の末、ハグラー最後の戦いが幕を開ける。

“マーベラス”マービン・ハグラー ~世界中のボクサーが敬意を表したミドル級の帝王~⑤

ハーンズを捻じ伏せたハグラー。次なる刺客として名乗りをあげたのは、26戦全勝全KOの驚愕のレコードを誇るジョン・ムガビだった。“野獣”ムガビの剛腕が唸りをあげれば、ハグラーも引かずに正面から受けて立つ。刮目せよ!真の強者同士の戦いを!