
追悼 水島新司 ~野球漫画の最高峰「ドカベン」の思い出~
去る1月10日、野球漫画の第一人者・水島新司が逝去した。数ある氏の代表作の中で、やはり印象に残るのは「ドカベン」である。山田太郎率いる明訓高校と“打倒山田”に心血を注ぐライバルたち。野球漫画の最高峰「ドカベン」の思い出が甦る。
去る1月10日、野球漫画の第一人者・水島新司が逝去した。数ある氏の代表作の中で、やはり印象に残るのは「ドカベン」である。山田太郎率いる明訓高校と“打倒山田”に心血を注ぐライバルたち。野球漫画の最高峰「ドカベン」の思い出が甦る。
偉大なるプロ野球人・三原脩に迫る後編。6年連続最下位の大洋を、奇跡の手腕で日本一に導いた魔術師の秘策とは…。そして、魔術だけでなく先進的戦術も編み出していく。そんな三原には、病床に伏す晩年、どうしても伝えたい思いがあった。
数多の名監督が誕生した日本プロ野球界。その中でも、私が最も偉大で最も優れた監督だと信じて疑わないのが、三原脩である。前編では、“智将”“魔術師”と呼ばれた名将の西鉄ライオンズ監督時代までの足跡を記していく。
北京オリンピック・フィギュアスケート男子シングルの優勝候補筆頭のネイサン・チェン。彼のコーチを務めるのが、ラファエル・アルトゥニアンである。フィギュアスケート界の名伯楽の選手に向ける眼差しは、誰よりもあたたかい。
今年も1月2日と3日、箱根を舞台に“新春の風物詩”箱根駅伝が行われた。完全優勝を遂げた青山学院の総合力には脱帽である。そして、今年も激しいシード権争いが繰り広げられた。箱根路に青春を懸けた選手たちの思いは、1本の襷(たすき)で繋がれる。
昭和の名優・田中邦衛が逝った。数多くの映画・ドラマに出演し、田中邦衛ならではの名演技が今も心に残る。何とも憎めない愛嬌のある風貌、朴訥で飾らない人柄。そんな田中邦衛を独り静かに偲ぶ。
女子シングルに続き、全日本フィギュアスケート選手権男子シングルが開催された。表彰台に上がった羽生、宇野、鍵山の演技はいずれも素晴らしいの一言に尽きる。中でも、羽生結弦の人類の限界を超えた挑戦には、多くの人々が心震わせた。
北京オリンピックの代表出場権をかけ、全日本フィギュアスケート選手権が行われた。特に、女子シングルは全日本選手権史上稀にみる激戦が演じられた。それは我々の心を揺さぶる、五輪への熱き思いが凝縮した選手たちの渾身の滑りといえるだろう。
令和に入り、渡哲也、田中邦衛と相次いで名優たちが逝去した。その訃報に接し、なぜか私が最も敬愛して止まない笠智衆を思い出す。古き良き時代、そして善良な日本人の面影を感じさせる佇まい。そんな笠さんの思い出を偲ぶ。
古き良き時代、“帝王”ジャック・ニクラウスの後継者として世界のゴルフ界を席巻したのが、“新帝王”トム・ワトソンである。小気味いいプレー、爽やかな笑顔、素晴らしい人柄を思い出すトム・ワトソンこそ、“古き良きアメリカの象徴”といえるだろう。