
柔道日本復活の功労者 井上康生 ~名選手 名監督なり~
9年間、柔道男子日本代表監督を務めた井上康生が今月末をもって退任する。ロンドン五輪で金メダルなしの辛酸を舐めた日本男子柔道を、ここまで見事に復活させたのが井上監督である。熱意・創意・誠意の3拍子揃った彼は、名選手名監督なりを体現した。
謎の中年ハック・フィンが、気の向くままに更新するヘッポコ記事のてんこ盛り。お暇なら来てよね~ (´ω`)
9年間、柔道男子日本代表監督を務めた井上康生が今月末をもって退任する。ロンドン五輪で金メダルなしの辛酸を舐めた日本男子柔道を、ここまで見事に復活させたのが井上監督である。熱意・創意・誠意の3拍子揃った彼は、名選手名監督なりを体現した。
東京オリンピック柔道競技のフィナーレを飾る混合団体戦。決勝で日本が迎え撃つのはフランスである。ここまで金メダル1つとは思えないフランスチームの強者たち。両国の精鋭たちが国の威信と誇りを懸けて、最後の戦いに挑むのであった。
去る7月31日、東京オリンピック柔道混合団体戦が行われた。メダリストはもちろん、個人戦で力を発揮できなかった選手も、この戦いに全てを懸けて臨んでいた。様々な想いを胸に秘め、柔道家たちが国の誇りと威信をかけて戦いの舞台に立つ。
東京五輪で、柔道女子70㎏級の新井千鶴は27歳で金メダルを獲得する。柔道女子78㎏級の濱田尚里は30歳で五輪チャンピオンの座に輝いた。彼女たちはいずれもオリンピック初出場である。そんな遅咲きのヒロインたちの金メダルまでの道のりに迫る。
柔道男子81㎏級で、永瀬貴規が怪我を乗り越え金メダリストに輝いた。前回のリオ五輪の雪辱を果たす、永瀬らしい粘りの柔道だった。だが、敗者の中にも「柔の精神」を継承する、素晴らしき柔道家たちが存在した。
柔道4日目は、女子63㎏級が行われた。金メダルの期待がかかった田代未来は2回戦でまさかの敗退を喫してしまう。あまりの落ち込みように胸が痛む。一方、決勝戦は前回リオと同じカードとなる。名選手と名審判が揃う素晴らしき戦いとなった。
男子柔道73㎏級で、大野将平がオリンピック連覇を果たした。コロナ禍の影響で1年半もの間、実戦から遠ざかったうえでの偉業である。だが、その道のりは険しく苦しい戦いが続く。そんな中でも、大野将平は己が信念を貫き、見事に日本柔道の魂を体現した。
東京五輪の柔道2日目、柔道史に残る偉業が達成された。その主役は一二三と詩の阿部兄妹である。同じ日に登場した兄妹は、二人とも金メダルを獲得したのだ。研究し尽くされ、苦しい戦いが続く中、ワンチャンスで仕留める兄妹の勝負強さが印象に残る。
東京オリンピックがついに開幕し、柔道初日に女子柔道48㎏級は行われた。日本代表の渡名喜風南は準決勝で最大のライバル、ビロディドと対戦する。そして、彼女達だけでなく、素晴らしき柔道家が人生を懸けて戦った。