東京パラリンピック 「生きるとは」そして「命とは」
オリンピック観戦が趣味の私だが、これまでパラリンピックは観たことがない。そんな私が、競泳競技を初めて観戦する。そこには、大きなハンディキャップを抱えながらも、全力を尽くす選手の姿があった。その泳ぎは、まさに生の証そのものと呼べるだろう。
謎の中年ハック・フィンが、気の向くままに更新するヘッポコ記事のてんこ盛り。お暇なら来てよね~ (´ω`)
オリンピック観戦が趣味の私だが、これまでパラリンピックは観たことがない。そんな私が、競泳競技を初めて観戦する。そこには、大きなハンディキャップを抱えながらも、全力を尽くす選手の姿があった。その泳ぎは、まさに生の証そのものと呼べるだろう。
大会16日目、国立競技場における最後の戦いの夜を迎えた。陸上界のレジェンドが有終の美を飾れば、日本陸上界の若き俊英が大健闘を見せる。どんな環境下にあっても、全身全霊を懸けて戦いの場に身を投じる選手たちの熱き魂は、決して冷めることはない。
東京オリンピック柔道競技のフィナーレを飾る混合団体戦。決勝で日本が迎え撃つのはフランスである。ここまで金メダル1つとは思えないフランスチームの強者たち。両国の精鋭たちが国の威信と誇りを懸けて、最後の戦いに挑むのであった。
去る7月31日、東京オリンピック柔道混合団体戦が行われた。メダリストはもちろん、個人戦で力を発揮できなかった選手も、この戦いに全てを懸けて臨んでいた。様々な想いを胸に秘め、柔道家たちが国の誇りと威信をかけて戦いの舞台に立つ。
東京オリンピックでの日本水泳陣は、大橋悠依の金メダル2個と本多灯の銀メダル1個という結果となった。だが、今大会の競泳日本には、メダル以上に価値あるものの存在を教えられた気がする。その大切なものとは、一体なんだったのだろうか…。
様々な超人、鳥人を輩出するアスリート大国キューバ。その中でも、「キューバの誇り」と謳われたのがハビエル・ソトマイヨールである。人類で唯一8フィートの高さを跳び、30年の時を経ても未だ破られぬ世界記録をもつ、孤高のハイジャンパーを追憶する。
東京オリンピック大会15日目は、喜びと落胆が交差する人生の縮図のような1日となる。卓球男子団体、レスリング女子53㎏級、女子1500mなどの明るい話題。それと対照をなす、男子サッカーの3位決定戦と男子400mリレーのバトンミス。勝負の厳しさを痛感する。
女子に続き、男子も団体戦でメダルを獲得する。3位決定戦で韓国に勝利を収めたが、どの試合も楽ではなかった。この大一番で見せたのは、これまでの卓球人生を凝縮したかのような水谷隼の変幻自在のプレーである。水谷は背中でエースの意味を伝えた。
東京五輪の男子ゴルフは、松山英樹が優勝争いに絡み、銅メダルも7人によるプレーオフで決まるなど盛り上がりをみせた。大混戦の中、優勝したのはザンダー・シャウフェレである。父の夢を受け継ぎ、母とゆかりがある日本での栄冠は格別だったに違いない。
8月1日、競泳種目の全日程が終了した。ケーレブ・ドレセル(米)は個人種目の3冠を含む、5冠を達成した。間違いなく今大会の主役である。そんなドレセルは、いつも「青いバンダナ」を携え、レースに臨む。そして、表彰式でもその手に巻かれていた。