2022年世界フィギュアスケート選手権男子シングル 宇野昌磨の戴冠
3月23日に開幕した世界フィギュアスケート選手権。ウクライナ侵攻によりロシア勢の不参加が決まる中、女子シングルでは坂本香織が圧巻の演技で優勝する。また、男子では宇野昌磨が会心の滑りを見せ、悲願の世界選手権初制覇を成し遂げた。
3月23日に開幕した世界フィギュアスケート選手権。ウクライナ侵攻によりロシア勢の不参加が決まる中、女子シングルでは坂本香織が圧巻の演技で優勝する。また、男子では宇野昌磨が会心の滑りを見せ、悲願の世界選手権初制覇を成し遂げた。
将棋界で最も長い伝統と格式を誇る名人位。かつて、その頂を目指し、命を懸けて厳しき勝負に挑んだ棋士がいた。“将棋界の巨人”大山康晴十五世名人と“羽生善治のライバル”村山聖九段である。彼らが盤上に込めた魂の物語をここに書き記す。
羽生善治九段がA級順位戦から陥落した。29期連続在位であったが、51歳という年齢もあるのだろう。だが、かつて44期連続(名人18期)で君臨し、69歳で逝去するまで生涯A級を死守した超人がいる。“巨星”大山康晴十五世名人の威容に迫る。
去る3月9日、世界ゴルフ殿堂入りを果たしたタイガー・ウッズ。30代前半まででメジャー14勝をあげ、史上最高のゴルファーへの道を歩んでいた彼が、様々なトラブルに見舞われた。そのどん底から復活し、優勝を遂げた2019年マスターズを振り返る。
3月4日に開幕した北京パラリンピック。アルペンスキーに出場した村岡桃佳は滑降とスーパー大回転で金、スーパー複合で銀メダルを獲得した。そして、歴代屈指の難コースに怯まず挑む選手たちの勇姿が、暗い世相において一筋の灯を照らし出す。
史上最年少ヘビー級チャンピオンに輝いたマイク・タイソン。彼は13歳のとき、人生の師カス・ダマトと運命の邂逅を果たし、チャンピオンロードを邁進した。カス・ダマトこそ選手の肉体や技術のみならず、感情と精神をも掌握する伝説のトレーナーであった。
北京五輪スピードスケート女子1000mで、ついに髙木美帆が悲願の個人種目での金メダルを獲得した。一方、小平奈緒は足の怪我もあり本来の滑りとはいかなかった。だが、今できる“自分のしたい表現”を成し遂げた彼女には、清々しい表情が湛えられていた。
ロシアのワリエワのドーピング問題で揺れた女子フィギュアスケート。一連の騒動をよそに、選手たちは全力で滑り切った。特に、坂本香織、シェルバコワ、トルソワのメダリストたちの渾身の演技は、大舞台にふさわしい素晴らしきものだった。
北京オリンピック最大のスキャンダルともいえる、フィギュア女子・ワリエワのドーピング問題。彼女の出場について大きな物議を醸す。コーチ、そしてオリンピック村に住まいし大人たちの様々な思惑により、選手たちが翻弄される姿に“絶望”が垣間見える。
北京オリンピック大会12日目、女子団体パシュート決勝の火蓋が落とされた。序盤からリードし逃げ切りを図る日本を、怒涛の追い上げで捉えにかかる世界No.1のカナダ。ラスト1周、わずかなリードを保つ日本は、オリンピックの魔物に魅入られた。