
北京オリンピック名勝負⑧ 「悲運の女王たち」髙木美帆と髙梨沙羅
世界が認める日本女子アスリートの女王。それはスピードスケートの髙木美帆とスキージャンプの髙梨沙羅である。長年、世界のトップで活躍する彼女達だが、なぜか五輪の舞台ではあと一歩で涙を呑んでいる。そんな“悲運の女王”たちの戦いに迫る。
謎の中年ハック・フィンが、気の向くままに更新するヘッポコ記事のてんこ盛り。お暇なら来てよね~ (´ω`)
世界が認める日本女子アスリートの女王。それはスピードスケートの髙木美帆とスキージャンプの髙梨沙羅である。長年、世界のトップで活躍する彼女達だが、なぜか五輪の舞台ではあと一歩で涙を呑んでいる。そんな“悲運の女王”たちの戦いに迫る。
2月10日、北京五輪フィギュア男子シングル・フリースケーティングが行われた。羽生結弦の前人未到の4回転アクセル、ネイサン・チェン・鍵山優真・宇野昌磨の優勝争いなど目が離せない。そんな中、4人が目指したものは唯一つ。至高の演技への挑戦だった。
2月8日、フィギュア男子シングルのショートプログラムが行われた。アクシデントに襲われながらも、最後まで最善を尽くす羽生結弦。世界最高点を更新したネイサン・チェン。鍵山優真、宇野昌磨も自己ベストを出すなど、至高の演技に深い感銘を受けた。
北京オリンピック大会4日目は、フィギュアスケート団体で日本チームが銅メダルを獲得した。五輪における日本フィギュアスケート史上初となる、団体でのメダルとなった。シングルだけでなく、ペア種目でも躍進を遂げた日本チームの奮闘が光る。
北京五輪大会3日目は、ジャンプ男子ノーマルヒルで小林陵侑が金メダルをとる。日本の今大会メダル第1号となった。フィギュアスケート団体でも、五輪初出場となる樋口新葉と鍵山優真の活躍もあり、日本の決勝進出に大きく貢献した。
北京五輪大会2日目、長きに渡り世界の檜舞台に立ち続けるアスリートが登場した。15歳4ヵ月でワールドカップ史上最年少優勝を果たした髙梨梨沙羅と、49歳での五輪出場となる女子スピードスケートのクラウディア・ペヒシュタインは、継続は力なりを体現する。
北京五輪大会2日目、モーグル男子で堀島行真が銅メダルを獲得した。それは、今大会における日本のメダル第1号である。絶対王者キングズベリーに新鋭ウォールバーグ、そして堀島行真を交えた激戦は、間違いなくモーグルの歴史に刻まれることだろう。
2月4日、北京オリンピックのフィギュアスケート団体戦が始まった。初日から氷上で熱戦が繰り広げられた。特に、男子シングルショートプログラムには宇野昌磨とネイサン・チェンが登場する。両者ともパーソナルベストを出す圧巻の演技を披露した。
2006年トリノ冬季五輪のフィギュアスケート女子シングルで、荒川静香が金メダルに輝いた。その偉業の陰で、無念の思いを噛みしめる銀盤の女王がいた。競技終了後、そんなイリーナ・スルツカヤが残したコメントに、感無量の思いが込み上げる。
1994年リレハンメル冬季五輪。スピードスケートの3種目に出場し、その全てで世界新記録を樹立したヨハン・オラフ・コス。彼の偉大さはこれにとどまらない。その活動はアスリートの枠を越え、戦禍と貧困に喘ぐ子どもたちへの人道的支援へと広がっていく。