思い出の名作「刑事コロンボ」~ピーター・フォークと小池朝雄の魅力~
ユニークな口笛が印象に残るテーマ曲。それはピーター・フォーク主演「刑事コロンボ」が始まるファンファーレだ。この名作はピーター・フォークに加え、吹き替え役の小池朝雄が秀逸であり、二人による絶妙なハーモニーが作品に深い味わいをもたらした。
謎の中年ハック・フィンが、気の向くままに更新するヘッポコ記事のてんこ盛り。お暇なら来てよね~ (´ω`)
ユニークな口笛が印象に残るテーマ曲。それはピーター・フォーク主演「刑事コロンボ」が始まるファンファーレだ。この名作はピーター・フォークに加え、吹き替え役の小池朝雄が秀逸であり、二人による絶妙なハーモニーが作品に深い味わいをもたらした。
渥美清は「男はつらいよ」で寅さん役を務めた国民的俳優である。明朗快活で義理人情にも厚い寅さんは多くの日本人から愛され、盆と正月の風物詩的存在となっていく。立て板に水の啖呵売を操る渥美清だが、実像は人間の孤独を見つめる哲学者のようだった。
去る8月24日、「経営の神様」と称された京セラ創業者・稲盛和夫が享年90で亡くなった。京セラだけでなくJALの会長にも就任し、赤字経営を見事に黒字転換させもした。そんな氏の哲学は私利私欲を持ち込まず、トップとして全ての責任を取ることだった。
昭和50年代、相撲界に輪湖時代が訪れた。その主役となったのが北の湖と輪島の両横綱である。何から何まで対照的な両者だが、まさにこれぞ横綱相撲といった白熱の攻防を毎場所のように繰り広げた。“昭和の大横綱”北の湖と“黄金の左”輪島の記憶が甦る。
元衆議院議員・野中広務に迫る下編。非情なる剛腕と畏怖された「政界の狙撃手」は一方で、差別や不遇に喘ぐ社会的弱者へあたたかい眼差しを送り続けもした。“政治は人の命と生活を守るためにある”。本稿ではその信念が伝わるエピソードを掲載する。
かつて「政界の狙撃手」「影の総理」と呼ばれた男がいた。自民党幹事長や官房長官を歴任した野中広務である。強面で武闘派のイメージがある野中だが、誰よりも平和と反戦を希求した。上編では出自と反戦への想いを中心に、気骨の政治家の素顔に迫っていく。
去る7月30日、「ルパン三世」の次元大介役でお馴染みの、小林清志が89歳で亡くなった。アニメや映画の声優で様々な役柄をこなした小林だが、やはり次元大介こそ代表的キャラだった。“孤高にして凄腕のガンマン”次元大介の魅力と思い出を振り返る。
不器用だが凛とした佇まいが愛された高倉健。最後の銀幕スターとも呼ぶべき存在であった。私生活を秘匿し、イメージを壊さぬよう俳優・高倉健を生涯演じ続けもした。そんな不世出の俳優は常に全力を尽くす姿と、数多の名言をもって我々の心に余韻を残した。
去る1月10日、野球漫画の第一人者・水島新司が逝去した。数ある氏の代表作の中で、やはり印象に残るのは「ドカベン」である。山田太郎率いる明訓高校と“打倒山田”に心血を注ぐライバルたち。野球漫画の最高峰「ドカベン」の思い出が甦る。
昭和の名優・田中邦衛が逝った。数多くの映画・ドラマに出演し、田中邦衛ならではの名演技が今も心に残る。何とも憎めない愛嬌のある風貌、朴訥で飾らない人柄。そんな田中邦衛を独り静かに偲ぶ。