忘れ得ぬオリンピック名勝負の記憶一覧




  忘れ得ぬオリンピック名勝負の記憶⑤
キーレン・パーキンス ~20世紀最高の競泳長距離界の王者~

1996年アトランタ五輪。競泳男子1500m自由形で伝説として語り継がれるレースが繰り広げられた。予選、絶不調に見舞われた“王者”キーレン・パーキンス。予選ギリギリ8位通過の決勝で別人のような泳ぎを見せ、奇跡のオリンピック連覇を成し遂げた。

  忘れ得ぬオリンピック名勝負の記憶④
「ナミビアの求道者」フランク・フレデリクス

1996年アトランタ五輪。驚異の世界記録の前に涙を呑んだ名スプリンターがいた。“ナミビアの鉄仮面”フランク・フレデリクスである。レース直前でも、徳のある相貌に湛える静かな佇まい。その姿は、さながらトラックに真理を求める求道者を思わせた。

  忘れ得ぬオリンピック名勝負の記憶③
    「英雄」ヨハン・オラフ・コス

1994年リレハンメル冬季五輪。スピードスケートの3種目に出場し、その全てで世界新記録を樹立したヨハン・オラフ・コス。彼の偉大さはこれにとどまらない。その活動はアスリートの枠を越え、戦禍と貧困に喘ぐ子どもたちへの人道的支援へと広がっていく。

  忘れ得ぬオリンピック名勝負の記憶②
2000年シドニー五輪 男子200m自由形決勝

時は、ミレニアムを告げる2000年。シドニー五輪が開幕し、競泳男子200m自由形にスーパースター、イアン・ソープが登場する。優勝候補筆頭のソープの前に、オランダの新鋭ピーター・ファン・デン・ホーヘンバンドが現れた。世界記録の結末や如何に…。

  忘れ得ぬオリンピック名勝負の記憶①
ダン・ジャンセン ー女神が微笑んだ奇跡の瞬間ー  

1994年のリレハンメルオリンピック。その檜舞台に4度目のオリンピック出場となる最速の男がいた。どうしても手が届かないオリンピックの金メダル。家族の、そして亡き姉の思いと共に挑む人生最後のレースで、我々は奇跡の瞬間を目撃するのであった。