パリ五輪⑨ デニス・ビエルとカイル・チャルマーズ ~心に残る大会の名脇役~
パリ五輪が閉幕した。大会の主役たちが多くの名シーンを彩り脚光を浴びる中、私には忘れ得ぬ名脇役がいる。柔道男子66kg級準決勝で阿部一二三と白熱の攻防を演じたデニス・ビエルと、競泳で3大会連続のメダルを獲得したカイル・チャルマーズである。
謎の中年ハック・フィンが、気の向くままに更新するヘッポコ記事のてんこ盛り。お暇なら来てよね~ (´ω`)
パリ五輪が閉幕した。大会の主役たちが多くの名シーンを彩り脚光を浴びる中、私には忘れ得ぬ名脇役がいる。柔道男子66kg級準決勝で阿部一二三と白熱の攻防を演じたデニス・ビエルと、競泳で3大会連続のメダルを獲得したカイル・チャルマーズである。
パリ五輪・競泳競技が終了した。マッキントッシュを筆頭に新しい力が台頭する中、ショーストロムやレデッキーら“生ける伝説”も健在ぶりを示す。彼女達は間違いなく競泳史に残る選手であり、そんな新旧女王の泳ぎを観戦する我々は歴史の目撃者といえる。
パリ五輪・競泳競技において、地元フランスの英雄レオン・マルシャンが4冠を達成した。金メダルの全てが個人種目というのがまた驚異的である。得意の個人メドレーだけでなく、バタフライや平泳ぎでも世界の頂点に立った彼は大会の主役と呼べるだろう。
7月30日、世界水泳福岡2023が閉幕した。22年ぶりに日本開催となった今大会は、初日から世界記録が続出する。マルシャン、マッキントッシュ、オキャラハンら若きスターだけでなく、レデッキー、ショーストロムといったベテランも躍動した。
「世界水泳福岡2023」は競泳5日目を終えた。数多の世界記録が飛び出す晴らしい大会となっている。大会の華・男子100m自由形をはじめ、マルシャンが登場する男子200mバタフライと200m個人メドレーなど、大会4・5日目の名勝負を紹介する。
久々の日本開催となる世界水泳で世界記録を次々と樹立する選手たち。役者揃いの女子400m自由形のティットマスに加え、男子400m個人メドレーのレオン・マルシャン。特にマルシャンは“水の怪物”フェルプスの高速水着時代の記録を1秒3以上更新した。
1996年アトランタ五輪。競泳男子1500m自由形で伝説として語り継がれるレースが繰り広げられた。予選、絶不調に見舞われた“王者”キーレン・パーキンス。予選ギリギリ8位通過の決勝で別人のような泳ぎを見せ、奇跡のオリンピック連覇を成し遂げた。
世界水泳ブタペスト2022は新勢力が台頭する大会となった。そんな中、10年以上の長きにわたり、世界の頂に君臨し続ける女王達がいる。ケイティ・レデッキーとサラ・ショーストロムである。競技への情熱とひたむきさ。彼女達にはそんなことを教えられる。
今年の世界水泳では新星たちが勇躍し、世代交代を印象付けた。自由形の100・200で主役に躍り出たダビド・ポポビッチ。個人メドレー400で“水の怪物”マイケル・フェルプスの記録に迫るレオン・マルシャン等、次世代スター候補が目白押しである。
「世界水泳ブタペスト」2022が閉幕した。10代の新星が次々と誕生する世界を相手に、日本勢は4つのメダルを獲得した。いずれも男子であり、金メダル0に終わる少し残念な結果となる。来年は地元福岡開催であり、パリ五輪に向け飛躍を期待したい。