競泳一覧




パリ五輪⑨ デニス・ビエルとカイル・チャルマーズ ~心に残る大会の名脇役~

パリ五輪が閉幕した。大会の主役たちが多くの名シーンを彩り脚光を浴びる中、私には忘れ得ぬ名脇役がいる。柔道男子66kg級準決勝で阿部一二三と白熱の攻防を演じたデニス・ビエルと、競泳で3大会連続のメダルを獲得したカイル・チャルマーズである。

  忘れ得ぬオリンピック名勝負の記憶⑤
キーレン・パーキンス ~20世紀最高の競泳長距離界の王者~

1996年アトランタ五輪。競泳男子1500m自由形で伝説として語り継がれるレースが繰り広げられた。予選、絶不調に見舞われた“王者”キーレン・パーキンス。予選ギリギリ8位通過の決勝で別人のような泳ぎを見せ、奇跡のオリンピック連覇を成し遂げた。